キシリトールとは?
キシリトールとは、シラカバやカシなどの樹木や植物からつくられる甘味料です。栄養的には「糖アルコール」と呼ばれる炭水化物の一種で安全な甘味料として、世界38カ国以上の国々から食品や医薬品への使用が認められているのです。
食品に甘さをつける調味料として代表的なものに砂糖がありますが、キシリトールはその砂糖とほぼ同じ甘さなのに、カロリーは砂糖の75%程度。それ自体が虫歯の原因となる歯垢や酸を発生させないという機能があります。
フィンランドではこの特性に早くから着目し、学校でも食後にキシリトール入りのガムを噛むことを指導しています。虫歯になったことのない5歳児が日本ではわずか23%なのに対して、フィンランドは、なんと70%。つまり、5歳児の7割が虫歯がまったくないという結果がでています。
また、キシリトールは虫歯の原因となる酸をつくらないので、夜寝る前に食べても大丈夫なのです。
診療科目 » 予防歯科 へ移動